2016年03月02日

フルール・ド・セル

フルール・ド・セル (fleur de sel) は、「塩の花」と訳させる事が多いですが実際には「塩の精華・精髄」を意味するフランス語です。精華はそのものの本質をなす、最もすぐれている点、そして美しくて華やかなことを指す言葉通りに、良質の塩田から極少量とれる大粒の天日塩です。

フルールドセル.jpg


かつては塩田の持ち主だけが得ることができた特権ともいえるフルール・ド・セルですが、
30年ほど前から商品化されて流通しています。
その中でもフランス産、「ブルターニュ地方のゲランド」「ラ・ロシェル西方の大西洋に浮かぶイル・ド・レ(レ島)」「プロヴァンス地方のカマルグ」この3種類の自然海塩は抜きん出ています。

タピルージュではゲランドとカマルグを多く使用しています。
調理されると目に見えなくなってなってしまうフルール・ド・セル ですが、ミネラル成分を多く含むので、豊かな風味があり、フランス料理には欠かせない調味料として大切に使用されます。

posted by タピルージュ at 19:00| 食材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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