8世紀に侵攻してきたサラセン軍(アラブ)はポワチエで撃退され、軍が食料として連れてきていた山羊が置き去りとなり、ロワール地方に山羊と山羊のチーズの製法が残されたそうです。それがこの地域の特産品になるのですからどこでどうなるか人生わからない感じですね〜
チーズの中心には1本のライ麦の藁が通っています。崩れやすいチーズを補強するために差し込まれたもので、熟成の段階を助ける役割をしています。
カビも酵母もほとんど何もない外皮で、とてもフワフワです。
山羊乳特有の風味で好みが分かれそうですが水分をとったヨーグルトのような酸味と瑞々しい食感がクセになります。
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